平成25年分の路線価が国税庁より7月1日に公表されました。
路線価って何?
路線価は、主要道路に面した土地1㎡あたりの評価額で、
地価公示価格、売買実例価額、不動産鑑定士等による鑑定評価価額等を基に決められます。
路線価は公示価格のの80%程度となります。
一番高いのは、銀座5丁目の「鳩居堂」前で、なんと1㎡あたり2,152万円です!
では、三重県の平成25年の路線価は?
標準宅地の前年対比率の三重県内平均は、マイナス2・3%で21年連続の下落。
神宮式年遷宮効果で誘客が期待できる伊勢だけ対前年度比で上昇。
四日市、桑名、鈴鹿は横ばいで、それ以外は下落しております。
税務署管轄内別の最高の路線価は、「四日市市安島一丁目のふれあいモール通り」で、
1㎡あたりの価格は前年と同じ275,000円でした。
以下順番に記載します。
「津市羽所町の津停車場線通り」の195,000円(対前年比2・5%減)。
「伊勢市宇治今在家町の館町通線通り」が185,000円で、2・8%増。
「桑名市寿町二丁目の桑名駅前線通り」の165,000円(前年と同額)、
「鈴鹿市白子駅前の白子桜ヶ丘線通り」の105,000円(前年と同額)が続く。
一方、松阪、上野、尾鷲は下落。
・松阪市京町の松阪駅前通り100,000円(4・8%減)
・名張市希央台五番町の名張駅桔梗が丘線通り74,000円(1・3%減)
・尾鷲市野地町の紀望通り58,000円(3・3%減)
全国的にも下落幅が小さくなってきており、路線価は下げ止まりの状況にあります。