今日はとても暑かったですね。私は本日は鈴鹿市の社会保険労務士主催の勉強会に参加してきました。
本日のテーマは、アベノミクスで出来た雇用関連の助成金制度についてです。
簡単に紹介しておきますね。
1 若者チャレンジ奨励金(若年者人材育成・定着支援)
35歳未満の非正規雇用の若者を、自社の正社員として雇用することを前提に、
自社内での実習(OJT)と座学(OFF-JT)を組み合わせた訓練(若者チャレンジ訓練)を実施する事業主に、
訓練奨励金として訓練受講者1人につき月額15万円を支給します。
そして、当該事業主が訓練終了後、訓練修了者を正社員として雇用した場合に、
正社員雇用奨励金として1人当たり1年経過時に50万円、2年経過時に50万円(計100万円)を支給します。
2 正規雇用訓練助成金
正規雇用の労働者に対し、職業訓練(Off-JT)を行った場合に、訓練に要した経費を支給します。
①対象事業主
健康、環境、農林漁業分野等の事業を行っており職業訓練計画を作成して、訓練を実施した事業主
※ 対象分野には、医療・介護、情報通信業、建設業の一部、製造業の一部などが含まれます。
②支給額
事業主が負担した訓練費用を、1訓練コースにつき 対象者1人当たり 20万円を上限として支給します
※1年度1事業所当たりの支給限度額は500万円です。
3 非正規雇用訓練助成金
①健康、環境、農林漁業分野等の事業を行っている事業主が、
②非正規雇用労働者に対し、職業訓練等を行った場合、
③賃金助成(時給800円)及び訓練経費(30万円まで)助成する。
4 雇用系(厚生労働省)の助成金制度
上記以外にも雇用関連の助成金制度は数多く存在します。
助成金について検討を希望される場合、頼れる社会保険労務士をご紹介いたします。
5 経済産業省の補助金制度
創業や新事業を支援する補助金もアベノミクスの成長戦略の一環としていろいろと出てきております。
例えば、新たに起業・創業や第二創業を行う女性や若者に対して、
その創業等に要する経費の一部を補助する事業で新たな需要や雇用の創出を図り、
我が国経済を活性化させることを目的としたものです。
こういった補助金は、経営革新等支援機関と一緒に事業計画を作成等する必要が出てきます。
当事務所も新しい補助金制度活用のご支援に今後力を入れてまいりたいと考えております。