国税庁公表 25年所得税、消費税の調査等の状況
国税庁は平成25年7月~平成26年6月までの期間の所得税及び個人事業者の消費税の調査状況を公表しました。
公表結果によると、所得税調査件数 898,777件、申告もれ等の非違件数は590,486件で、
申告漏れ所得金額は8,216億円追徴税額1,020億円であった。
調査情報を下記に少しまとめます。
簡易な接触の増加
実地調査件数が前年より1割程度減少し、
臨場せずに文書・電話での連絡や来所依頼による面接を行って申告内容を是正する「簡易な接触」が
前年の61万件から83万件と大幅に増えている。
金地金等の譲渡申告漏れが大幅増加
金地金等の譲渡の対価の支払調書が通年で活用できるようになり、調査をしやすくなったこと等から、
申告漏れの指摘が大幅に増加した。
高額の申告漏れ 事業者ランキング
1件当たりの所得もれ高額者上位は、前年同様風俗業、キャバレー、バーであった。
1 風俗業 3,329万円
2 キャバレー 1,972万円
3 バー 1,226万円
4 くず金卸売業 1,055万円
5 特定貨物自動車運送 979万円
6 プログラマー 971万円
7 畜産農業(肉用牛) 927万円
8 一般貨物自動車運送 865万円
9 建設、設備工事労務者 855万円
10 冷暖房設備工事 848万円
国税庁参照ページ
https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2014/shotoku_shohi/index.htm